残しておこうと思いました。
この感情を、いつか振り返る日がくると信じて。この感情を、どうにか整理したくて。ここに残しておこうと思います。
彼らの足跡を見つめた軌跡を。
2017年夏、彼らと出会いました。
きっかけは8号車の友人と行ったフェスでした。これまでにも数々の衝撃を残してきたであろう彼らのパフォーマンスは、私にも忘れられない衝撃を残しました。
テレビで見かけたカイくんの爽やかな笑顔とはまた違う、自由にはっちゃける姿に驚きました。等身大の彼らが、その時期一番求めていた元気をくれました。
超特急で8号車になりました。
2017年冬、TEFBに乗車しました。
推しのいないフォーメーションが胸に残りました。もう二度と見たくないと思いました。それでも限られた曲でステージに立つ彼が眩しくて、目が離せませんでした。彼を支えるメンバーひとりひとりの優しさを知りました。
7人の超特急を素敵なグループだなあと心から思って、これからも応援していきたいと思いました。
2018年になり、終わりと始まりが同時に来ました。
この時は6人の超特急なんて頭には描けなくて、ただひたすらにしんどかったのを覚えています。今でも笑って話すことはできません。前日に、友人とツアーで連番しようと約束していました。FCに入ることを決めていました。発表を受けて、それでもFCに入りました。
ユーキくんの今を見逃したくないと思ったからでした。
2018年初夏、restartした超特急からfanfareを貰いました。
写真集、京都、そして神戸。タカシくんはこういう風に歌っていって、5人はこうやって踊っていくんだと知ることができました。とても素敵なライブでした。
ユーキくんの言葉が今でも人生を支えてくれています。大袈裟ではなく「僕達がfanfareを鳴らし続ける限り、笑って生きてこう!」という言葉が、超特急のfanfareが、ずっと心の支えでした。
2018年夏、平成最後の超特急と過ごす夏でした。
関東でフォロワーさんと会ったり、今や友人と言える付き合いのフォロワーさんと推し色クリームソーダを飲んだり、生写真に一喜一憂したり、新曲の振りが大好きすぎてテンションがおかしなことになったり、初めてもらうバースデーメールに笑い泣きしたり、初めて手にしたサイン入り生写真がユーキくんであることを信じられなかったり。
とっても楽しい夏でした。
2018年秋、いろんな現場に8号車として乗車しました。
どの現場でも共通して「超特急が大好きだ!」という感情に包まれて終わること、この頃からずっとそうだなと思います。個人的にここまでいろんな現場に足を運ぶようになったのは超特急が初めてで、随分フットワークが軽くなったなと感じます。
そういう、いろんな初めてをくれたのが超特急でした。
2018年冬、超特急を愛している彼らのことが大好きだと思いました。
誰よりもこの空間を、このグループを愛している。そんな6人と時間を共にすることができたこと、かけがえのない時間だったなと思います。遊び慣れたテーマパークの豪華なステージでキラキラ輝く彼らは本当に眩しかった。そして、演出家ユーキの凄さを思い知った一年でもありました。
全力でコールを叫んで、それがとてつもなく楽しい、そんな冬でした。
2019年春、これまで以上に彼らの色々な表情を見ました。
春というにはまだ寒い2月、3月。食べ鉄トークイベントやLIVE SDD、神戸コレクション。これらのイベントで彼らの多彩な表情を見て、もっともっと好きになりました。特に神戸コレクションはセットリストが好きすぎて忘れられません。
追い風になるのも虹の橋をかけてくれるのも、彼らでしかありません。
2019年春から夏にかけて、彼らと共に旅をしました。
本当に最高のツアーでした。今も昨日のことのように「楽しかったね」と話しています。あんなに幸せなツアーがあるんだなと思って、一公演一公演が宝物のような時間でした。フォロワーさんとの旅も楽しかったですし、超特急が出会わせてくれた大切な縁が幸せすぎる思い出をくれました。
個人的には夢を叶えた夏で、その力になったのは紛れもなく彼らの輝きでした。何をするかも大事だけど、何よりも全力でやることが格好いい。その背中に力を貰って今も頑張れている気がします。
2019年冬、人生で一番楽しい冬休みでした。
大阪公演からフォロワーさんとイブを過ごし、楽しいクリスマスと年末を過ごしてから迎えた代々木3days。今でもBlu-rayを見返しますね。とても素敵なツアーだった。
私の人生で超特急の冬ツアーが年末年始恒例になってきました。
2020年2月、世界が変わりました。
FCツアーを最後に、超特急に会えなくなるなんて思っていませんでした。楽しみにしていたライブが次々と中止になってしまい、彼らの輝く場が失われたこと、その姿を見れなくなったことが悔しくて仕方ない日々が続きました。行き場のない虚無感が心を蝕んでいきました。
そんな日々に楽しみをくれたのは超特急を通して出会えた友人たちでした。
2020年初夏、配信ライブが始まりました。
年末に配信された「Superstar」。配信でしか披露できない1度限りのセトリ、それを3日分。それだけ準備をしても目の前には誰もいない光景。対面ライブが出来るようになってからのカイくんの言葉を思うと、胸が締め付けられます。
それでも超特急のライブを楽しむ年末という揺るがない日々をくれたこと、感謝しかありません。
2021年春、1年4ヶ月ぶりの景色。
セトリから「ああ笑ってほしいんだ」と思えるようなライブに、1年4ヶ月ぶりとは思えないほど自然と身体が動きました。とっても楽しくて、幸せで、心から笑っちゃう空間。コールができなくて完全復活とはまだ言えないけど「来てよかった」と心から思えました。
超特急がくれたYellがその先何度も背中を押してくれました。
2021年冬、10年の歴史を追いかけさせてもらいました。
出会えた瞬間は人それぞれ。その全てを大事に思っているよ、と。そういうライブだったと思います。出会うべくして出会えた自分のタイミングを、自分だけの始まりをとても大切に思っています。あの日あの時出会えてよかった。そう実感する素敵なライブでしたね。
ついこの間Blu-rayを見て、改めて好きだなあと思いました。
2022年夏、彼らの覚悟を見ました。
3年ぶりに旅をしました。各地で毎週のようにフォロワーさんと会える日々。日を重ねる毎に進化するライブ。その全てが大事な思い出で、その終わりを8号車の日に迎えました。幸運にも最後を見届けられたこと、嬉しく思います。
そして、初めてユーキくんに置いて行かれた気持ちになりました。
以前のカイくんと同じような理由で今は言及しませんが、追いつけたらいいなとは思っています。見逃したくない。それは変わらない気持ちです。
出会いは決して早くない。でも、この日々は私だけのもので、その軌跡を見て思うことは私だけの感情です。全ての8号車がきっと自分だけの感情を抱えています。だから自分が誰よりも大切にしてあげたいですね。
格好いいことが言いたいわけじゃなくて、綺麗な言葉を並べたいわけじゃなくて。カイくんが言っていた*1ように、美しい日本語を自在に扱えるようになりたい。できればそうして語るのは大好きなもののことでありたい。そう思って備忘録を書いています。
カイくんって本当に素敵な人だなぁ。大好きです。推しは揺るがないけれど、超特急カイでいてくれることにずっと感謝しています。あと、単純に格好良すぎるんですよね。Progressで髪結んで出てきた時、初めてカイくんしか見れませんでした。いつもユーキくんしか見れないのに……。恐るべしカイくん。余談でした。
この文章を書くにあたって、SNSでの呟きを遡ったりライブメモを見返したりしました。素直に、めっちゃ楽しんでるなと思いました。いつも「好き」だと言葉にしていました。そうやって声を大にして「好き」と言える人たちがいることを幸せに思います。
これからも、ステージの上で輝く彼らを見続けられますように。
いつか聞いた足音が大きなステージを踏み鳴らすその日を拍手で迎えられますように。